ベトナムシルクで兵児帯
カテゴリー:和服のお勉強
お仕立てが溜まっているというのに(ゴメンナサイ!)
どうしてもこの夏のアイテムにと
ベトナムシルクで兵児帯(へこおび)を作ってみました。
数年前、ベトナム旅行した時にドンコイ通りで気に入って
日本に連れて帰ったまんま可哀想に・・・ずっと暗い箪笥で眠っていたものです。
表は多色の絣の生地、
裏はブルーとも紫とも・・・。
光が当たると色の違う縦糸と横糸が複数の色を放ち、玉虫色に輝いてます。
布に触って、伺います。
日本の紬よりカサカサした手触りですが帯の形を整形しやすそうな感触。
帯芯を普通に入れるとゴワゴワしそう。
結んだ時の羽が柔らかくなるよう
薄手の帯芯を選んで
胴に来るだろうあたりを二重に、手先、垂れ先を一重と工夫してみました。
帯の中身は見えませんが、結びやすい帯は見えない所の工夫が大切。
早速、蜘蛛絞りの単に締めて見ました。
結び方は「片流しの変形」です。
思った通り☆涼しそう!!!
長さと帯巾を工夫してあるので、お太鼓風にも結べます♪
木綿の格子の着物にもピッタリ。
普段着に気楽に締めれる感じです。
2008年05月28日 13:53