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能の鑑賞 不粋者の場合

カテゴリー:諸々

25日はキモノスイーツ企画のスイーツ能「巴」に
大阪市内の山本能楽堂へ、miyaさん、Hatabouさん、
kumiさんにくっ付いて鑑賞してきました。

山本能楽堂内は夕涼み感覚の薪能とは違い
きっちり能を堪能できまっせ的雰囲気。
(そのための能楽堂なんだから当然なのですね。)

で、なんとなく 身構えてしまう私。

ところが、上演前に、シテを勤める 味方玄さん・
演出家&俳優のわかぎゑふさん・落語家の桂吉坊さんと三人トークがあり、
能にまつわる四方山話をはじめました。

しょっぱなから関西人的笑いを誘い、
三人トークがほんわかしていて、和やかなムードに。
そして、黒紋付袴でキリリなのに味方玄さんの面白いコト!

「えぇ〜〜こんな人やってんね!
なんだ、身構えるコト無いやん」
てな空気になりました。

けれど、舞台が始まるとやはりぐっと引き締まり、
舞台に立つ 味方玄さん の優雅な動きは
先ほど関西人トークしてた人とは思えない

能に通じていない私は
美しいものとして能を鑑賞する事に決め、
お囃子や謡いをBGMとして、
雰囲気にひたりながら、ただただ観てました。

時々思い出したように舞台経過の解説文を観て
舞台と照らし合いながら・・・。

昨夜の睡眠不足が祟って、途中、
面をつけた演者がそろりそろ〜と歩く姿と
音色が心地よく、睡魔が訪れたり・・・。

後半、「巴が長刀を持ち、強く足拍子を踏み、
女武者らしさが際立ち!」の場面にさしかかり、
(長刀で敵を追い払ってるトコ?!)

「よっしゃ〜!」とこちらの背筋もピンとなったところで、

夕方の用事のため帰らねばならない時間となり、
これからドラマチックになるであろう
「巴が自害した木曾義仲の形見を手に泣く泣く別れ行く場面」に
軽く後ろ髪を引かれながらそっと能楽堂を後にしました。

バタバタした日常から離れ、
しばし静かに美しくフシギな能の世界に浸れて
リフレッシュできたかなと思います

2008年10月26日 01:34

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