お母様の着物
カテゴリー:文様・染め・織り
着物の仕立ての依頼で、
若い頃のお母様が大好きだった橘の訪問着。長い年月で裏地は斑に黄色く、表地はごく薄い地色だった為、模様の間にもシミが点々と・・・。でも素敵な意匠で丁寧な刺繍も施されていて、なんとか復活させたいな。とのこと。染め屋さんに相談して地色を染め替えされました。染め替え上がった反物がこちらに届いたので早速チェックしてみました☆

とっても上品な良い色に地色が染め上がってます。それでいてほとんどシミが目立たなくなってます。染め替えも、思う色が元の意匠に微妙に合わなかったり、消えない色と合わなかったり、心にピッタリ気に入った様に仕上がるのはなかなか難しいのですが、今回は大成功!の様でした。元の八掛けも大事に一緒に染め替えて使用します。胴裏のみ新しいのと取替え。
蘇った訪問着。今度はまた娘さんが気に入って下さると嬉しいな♪
2009年05月19日 09:58


コメント
本当に良い柄ですね~
これからまた何十年も美しく着てもらえる、心なしか橘の実も喜んでいるみたい。
着物に命を感じます。
今度は仕立て上がりをぜひ見せていただきたいです♪
Posted by : emy | 2009年05月19日 12:35
羨ましいわぁ。持ってる人の歴史や物語のあるキモノって、柄やモノの良さを抜きにしても素敵よね。「お母さんがお父さんとのお見合いの時に着たのよ~」とかね。リアクションは「ふ~ん。」で終わりなんだけど。若い時はそんなのあまり考えなかったわ。今はいいなぁって感じます。
Posted by : sumomo | 2009年05月19日 14:22