経帷子(きょうかたびら)のお話
カテゴリー:文様・染め・織り
母と二人の昼食、昔話を聞いてました。母が子供の頃のお葬式のコト。
経帷子(=故人が着用する白い着物)は既製品ではなく、お通夜の晩に集まった女の人たちで故人の着物を縫い上げていたそうです。生地(晒し木綿等)は表を裏にして仕立て、縫い代の始末(折り絎や耳絎)はしません。なので裾や袖口は断ち目のまま。掛け衿も掛けずに仕立てます。着物以外に手甲(てっこう)・脚絆(きゃはん)・額につける三角布・三途の川を渡る時の渡し賃の六文銭入れる頭陀袋(ずだぶくろ)も一緒に縫ったそうです。ちょっと昔の人は皆縫い物が出来たのね・・・。地方によって風習はまちまちなのだと思いますが、母の田舎のお話でした。
2009年06月07日 23:51


コメント
おはようございます
そうなんですね
経帷子って聞いたことあるわなんて思いながらお邪魔しました
初めて知りました
勉強になりました "φ(・ェ・o)~メモメモ
Posted by : ranran | 2009年06月08日 06:55
今はセットになってますからね、紙のような布のような。
以前あった身内のお葬式で着物を上からかけましたら、親戚の叔母が「もらおうと思ってたのに!」とにくにくしく言ったシーンが忘れられません・・・
Posted by : emy | 2009年06月08日 12:37
>ranranさん
昔は女の人ってお裁縫必須だったし、今より手間の省いた仕立てだったようです☆。皆で少しずつ縫いまわしながら故人に思いを寄せたでしょうか。
>emyさん
今は紙の様な布のようなということは不織布なのかしら?いかにも使い捨てっぽくて寂しいですね。お葬式で伯母さま爆弾発言です~~~。私も聞いてたらビックリで忘れられなかったと思います!
Posted by : sumomo | 2009年06月08日 14:48