割を入れる
カテゴリー:仕立て
新年は縁起の佳い仕立ての話から☆
割を入れる=衣服や帯などの布と布との間に別の布を裁ち入れ、幅広く仕立てることをいいます。力士等、裄が極端に長い人や幅の狭い反物で仕立てる場合に割をいれます。
新年に主人の着物を準備していたら、以前、龍の柄の袷長襦袢を仕立て置いてあったことを思い出し!!!出してみました。

着物の掘り出し市で格安で買った龍の柄の長襦袢生地は幅が狭く、袖側にも見頃側にも割を入れています☆

丸の箇所を拡大したのが↓↓↓↓↓

長襦袢では身頃も袖も袖付け寄りに割を入れます。
袖の足し布は縫い目を割って仕立てるのですが、
見頃の方は見頃側にきせをかけます。
限りある布を工夫して細い布を接ぎ足し接ぎ足し・・・
けっこう手間がかかったなぁと思い出し。
そうそう!なんで縁起の佳いかというと・・・
男の人は割を入れて大きく仕立てることが”出世”や、”大ものになる”とかと繋がって縁起が佳い仕立てなのだそうです。と、和裁学生時代に先生に教わったことがあります。なので、割を入れなくても仕立てられる小柄の力士なんかも着物をしたてる時にわざわざ割を入た仕立てにしたとか。
我が家の家長も割の入った、干支の長襦袢を着て初詣。今年は佳い年になるかな?
普段着ウールの着物なので袴もラフな””結び切り”で。
2012年01月03日 12:20


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